'98年3月までのオーディオシステム


 1997年8月に秋葉原をうろついていたら、G.R.F.Memoryを置いてあるお店があり、ふらりと入ってしまったのが、運の尽き。やはり25cmクラスでは出すことの出来ない、スケールの大きな分厚いフルオーケストラのトゥッティーが実に素晴らしかった。
音場型のスピーカーが多い昨今、演奏者の肉体と楽器の大きさを感じられる音像重視型のスピーカーは、ヴィンテージ・オーディオを除いて、他には無いでしょう。
 てなわけで、思わず衝動買いしてしまいました。(^^;



 レプリカのマランツ#7&#9(写真左)の組み合わせでは、やや低域の伸びが足らず、レプリカ・マランツ#7と、シェルターのEL156(写真右)シングルアンプとの組み合わせで鳴らすことになりました。この時のマランツ#7、#9の真空管選びについては、別項のオーディオ機器の「使いこなし方」集に詳しくお書きしておりますので、どうぞご覧下さい。



 自分ではけっこううまく行ったと思っているレプリカ#7(左ラックの下から2段目)の真空管選びでしたが、オリジナル#7を持っている友人から再び借り出して較べてみたところ、低域の伸びやかさと高域のキレの良さ、みずみずしさは圧倒的にオリジナルが良いんです。
 これには本当に参りました。


Last update Jul.1.1999