■ 2017年秋アニメ感想のコーナー ■


アニメのコーナーらしく、GIFアニメでキャラクターを動かしてみました。
画像ファイルが全部出てくるまで、最初は少々時間がかかります。
しばらくお待ち下さい。




2017年
秋アニメ
感想
ネタバレ
注意

Last update
Dec.30.2017
2017年秋アニメは少し見所のある作品がありました。

「魔法使いの嫁」
まだ世界観の描き方が不足していて、どっぷりはまって観るほどには至っていませんが、 絵柄の美しさは群を抜いています。
少女の感情の動きの描き方は、絵柄的に表情でもう少し描き分けても良い様に思いました。
まだ続きがあるので、最終的にはどうなるかは分かりませんが、2017年秋アニメのトップ3の一角であることは 間違いないでしょう。

「クジラの子らは砂上に歌う」
世界観という点では、こちらはきちんと描かれていていたのですが、中途半端に終わってしまって、 これからどうなるのか、というのが気になるところ。
おそらく2クール目があるのでしょう。

「3月のライオン」
のっけから川本家の、あかりちゃんの虐め問題から入ったので、ちょっと戸惑いました。
で、2018年の2クール後半も、あかりちゃん虐め問題が重くのしかかってきて、ちょっと食傷気味。
もう少し、将棋を中心に、棋士達の人間模様を詳しく描いて欲しかったのですが、まだ継続中。
二海堂晴信がもっと絡んできて、活躍して欲しいものです。
島田八段は、良い味出していると思います。

「少女週末旅行」
淡々として、大きな事件が起こるわけでもなく、最終回にちょっと山場をみせるだけ、と言い切って しまいたくなるのですが、なぜか最終回まで、毎回、楽しみに観てしまいました。
メインキャラの二人の作画は簡略化して描き込んではいませんが、背景はもの凄い。
そして音響、音楽、サウンド面も驚異的です。音だけでも楽しめるほど。
異世界という訳ではありませんが、現在の世界の行き着く先と、たった少女二人だけでも逞しく生きていく 姿を見ていると、不思議な気分になってしまいます。

「宝石の国」
宝石が人型となって動くという、この奇妙さ。
宝石の特徴が、人物?の特性となっている面白さはあるのですが、話が進まず、疑問も 解明されず、終わってしまいました。
2クール目があるのでしょうか?

「妹さえいればいい」
エロマンガ先生の後にこの作品というのは、ちょっと評価的に難しい面もあります。
途中で話の腰を折るゲームの話が出てくるのが残念。しかもそれを生かし切っていない。
もっとアニメ化の時の苦労やドタバタ騒ぎなど、ネタはいっぱいあると思うのですが。

「ブレンドS」
このテの作品では、「ごちうさ(ご注文はうさぎですか?)」があまりにもダントツ過ぎて、 後に出てくる作品が可哀想なくらいです。
でも、けっこう頑張った方かと思います。

「このはな綺譚」
旅館モノでは、「明」と「暗」を使い分け、「ほびろん」で一気に親しみが湧いた「花咲くいろは」が 秀逸だっただけに、期待しすぎる部分もあって、ちょっと損した作品かも知れません。
でも、「魔法嫁」を凌ぐ作画レベルは、予定調和的話の内容もあって、安心感がありました。


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