■ 2018年冬アニメ感想のコーナー ■
アニメのコーナーらしく、GIFアニメでキャラクターを動かしてみました。 |
2018年 冬アニメ 感想 ネタバレ 注意
Mar.28.2018 |
「宇宙よりも遠い場所」 BS11:1月2日より毎週火曜PM11:30〜 女子高生が南極に行くお話です。ただそれだけ。 いやいや、そう簡単な話ではなく、とんでもない困難が付きまとうのですが、南極で消息を絶った 小淵沢報瀬(c.v.花澤香菜)の母親、貴子と絡ませ、テンポの良さと、グイグイ話を持って行って惹きつける 展開のさせ方は、シリーズ構成・脚本の花田十輝さんの手腕が光っているかと思います。 さすが、「中二病でも恋がしたい!」や「ノーゲーム・ノーライフ」の花田さんです。 中でも12話の、母親へ宛てた報瀬の「Dear お母さん」のメールが未読で次々と画面に現れていき、 未読:1000を超えてさらに重ねていくシーンは、観ているこちらまでもらい泣きしてしまいそうなくらい、見事でした。 こんなに一部のシーンだけを繰り返し見たのは、まど☆マギの「暁美 ほむら」ちゃんが「鹿目 まどか」 を救うべく、何度も何度も時間を遡って、やり直した行為が、彼女の意に反し、「鹿目 まどか」を 最高の魔法少女にして最悪の魔女となる素質を与える結果になってしまって、10話のエンディングが いつもはオープニングの「コネクト」になって、1話のシーンに戻るという、あのループで私を虜に してしまった「まど☆マギ」以来です。 恐らく、ここ数年の中で一番のシーンかと思います。 メールの未読シーンをこういう使い方をしてここまで見事な効果を上げるとは、脚本の花田十輝さん、 さすがです! 報瀬の声をあてた花澤香菜さんの演技力も抜群でした。化物語の千石撫子といい、「サイコパス」の 常守朱監視官といい、ほんと、脱帽です。 それにしても、最初は玉木マリが主人公と思っていたんですが、中盤から小淵沢報瀬の存在が4人の中でも 抜きん出ていて、エンディングの名前の順番、入れ替えた方が良いかも、なんて思ってしまいました。 ここで耳寄りな情報を! BS211で4月3日25:00(4日早朝AM1:00)から再放送があります!! ぜひ、ご覧下さい。特に12話は必見です。 「ラーメン大好き小泉さん」 BS-11:2018年1月4日より毎週金曜AM1:00〜 いやぁ、これだけ美味しそうにラーメンを食べるアニメって、そうそうないでしょう。 美味しそうに食べる仕草にどれだけ拘っているか……。 「だがしかし」風に、単にラーメンの違いを説明に終始せず、都内の一部限定の話題にしなかったのには感心。 でも、毎度思うのですが、こういうのって、実写でやったら、と思ったら、なんとあったとの情報が! 早見あかり主演で、2016年末スペシャルとして、一年以上前の12月29日24:35〜「ラーメン大好き小泉さん」(実写版) 内容は悲惨だったそうなので、観るつもりはないのですが、HPを観る限り、もうちょっと可愛い年少の 役者さんを使うべきだったかと。 例えば、「風の中の少女」の頃の武井咲さんのような雰囲気の少女が、長い髪を掻き分け、恍惚として スープを飲み干すシーンを想像すると、思わず涎が出そうです。 あるいは、いっそのこと、主役の小泉さんのc.v.の竹達 彩奈さんが演った方が良かったのでは? ま、そういう点では、アニメは原作者、あるいはキャラデザのイメージで作り上げることが出来るので、 便利ですよね。 「ゆるキャン」 BS11 2018年1月5日(土)より毎週金曜AM1:30〜 本栖湖で秋〜冬に女の子が一人、ソロで夜キャンプするなんて、通常、ありえません。 本当に夜、寒いんですよ! 元、山梨県身延在住で、冬山登山もしていた私が言うのですから……。 で、たき火は必ず、周囲を石で囲いましょう。 山おろしの風で薪ごと飛ばされてしまいます! さらには、南部町から本栖湖まで、いかに私が大学時代の体力全盛期であったとしても、通常のサイクリング用自転車では登れません。 話の展開としては、1話目にはなかった「ワクワク感」が、2話目以降に出てきたのには驚きました。 学校とサークルを絡めると話が広がりますよね。 かつて山梨県に住み、身延町在住時には、本当によく遊びに行っていた、富士五湖。 逆さ富士なんて見飽きるほど観ていたし、冬はワカサギ釣ってその場で天ぷらにして食べてたし、 青木ヶ原樹海だって簡単に走破できちゃうくらい馴染んでしまった場所がアニメになるなんて、 なんだか不思議な気分です。 アニメに出てくる「スキレット」、思わず釣られて買っちゃいました。 スノーピーク(snow peak)「和鉄ダッチオーブン」は、ファミリー向けで高価ですが、 スノーピーク(snow peak)「コロダッチオーバル」は、一人で調理するにも、もってこいです。 snowpeak 「焚火台L 焼網+鋳鉄グリドル」セットは、地面に直置きにせずにたき火が出来る優れものですが、 非常に高価。でも、snow peakはモノが良いので、長く使えます。 三脚で吊してたき火で作る「鍋料理」、良いですよ! 「IREGRO ウッドストーブ五徳コンロ 焚火台」は、小型軽量で、コンパクトに収納出来て、 ガスを使わず、木の切れ端でたき火が出来る、優れものです。 アニメの中に出てきた、値段の安い焚き火台は、おそらく「BUNDOK(バンドック) 焚火 スタンド ハンディ BD-480 収納ケース付 折りたたみ 44cm収納」でしょう。たき火する部分が金属網で出来ていて、小型軽量、 携帯も可能です。 釣られてこれも買っちゃいました。 最初の頃に出てきた、コンパクト焚き火台は「笑's コンパクト焚き火グリル B-6君」でしょう。 ソロキャンプなら、これで暖を取ることはもちろん、バーベキューが楽しめます! 「刀使ノ巫女」 BS11:1月7日より毎週月曜AM1:00〜 番宣のHPの原作者の絵が下手! それにしても、この手のアニメ、毎期毎期、まぁ、よく、手を替え品を替え、出てくるものですね。 個人的には、「とある科学の超電磁砲」の 「ラストオーダー」が活躍する場面を観たかったのですが……。 内容としては、もっと個々の戦いを念入りに描いて欲しい気がします。 それに、十条姫和(ひより)が当主の折神を襲う伏線は、もう少し初回から見せておくべきかと思います。 メインキャラの衛藤可奈美のcv、本渡楓さんが、まるで花澤香菜風な声で驚きました。 「カードキャプターさくら クリアカード編」 BSプレミアム:1月7日より毎週日曜AM7:30〜 1998年の初回クロウカード編から、声優さんが変わっていない、というのは驚異的! でもって、中身は同じ路線。逆に言うと、目新しさがありません。 それを第2話以降、どのように発展させるのか、製作者の腕の見せ所というところでしょうか。 本格的に話が進展するのは、春以降、でしょうか。 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 BS11 2018年1月12日(金) AM0:00〜 監督:石立太一 シリーズ構成:吉田玲子 キャラクターデザイン:高瀬亜貴子 アニメーション制作:京都アニメーション 絵柄も綺麗で、今期、ナンバーワンと言って良いかと思いますが、何ぶんにもテーマがシリアスで、 「中二病」で経験した、あの、「ワクワク感」に乏しいのが残念。 全体に暗すぎるんですよね。 私なら、戦争で敵国に捕らわれた重傷で記憶を無くしたの少佐が、ヴァイオレットの手紙で記憶を 取り戻していく話にして、救いのある結末にするところですが……。 「からかい上手の高木さん」 BS11:1月10日より毎週水曜 AM1:30〜 絵柄がイマイチだし、4コマ漫画的展開なので、ほとんどセリフはたった一人の、花澤香菜さんが声を あてていた、関くんの隣の席の「横井 るみ」ちゃんだけの、「となりの関くん」のようなワクワク感が ありません。 シリーズ構成が横手美智子さんだけあって、テンポと絡みの良さは見事。 最後は高木さんの、西片に対する想いのシーンがありましたが、もう少し途中で二人の人間関係が 進展する場面があっても良かったかと思います。 ただ、それは原作との絡みがあって、難しかったのかも知れませんが……。 「メルヘン・メドヘン」 BS11 毎週金曜 AM2:00〜 「本」を読む楽しみ、「本」の世界への傾倒がうまく描かれていて、キャラはみんなけっこう可愛いので、 最終話まで見てしまいそうです。 テンポも良く、学園モノ的範疇ですが、少しふくよかな体躯の主人公「鍵村葉月」ちゃん、ちょっと好みだったりします。 「りゅうおうのおしごと!」 BSフジ 2018年1月9日(火曜) AM0:30〜 16歳にして将棋界の最強タイトル保持者「竜王」となった九頭竜八一、って、本当にそんなことが起こりそうな、今日、この頃です。 しかし、そこに小三の女の子が押しかけて弟子にしろって、いったい……。 二人の小三の弟子に言い寄られる「龍王」って、まったく……。 「恋は雨上がりのように」 フジテレビ系“ノイタミナ”2018年1月12日より毎週金曜AM0:55〜 これ、ファミレス・アニメなんですが、別にアニメじゃなくても、実写でも良いじゃん、と 思ってしまうほど、中身は普通で、「WORKING!」のような衝撃的な突拍子もない事件は起こりません。 ノイタミナ枠の作品は、ある一定レベル以上の水準を持つアニメが多いだけに、「まど☆マギ」とは 言いませんが、もっとインパクトのある作品が放送されて欲しいものです。 「ハクメイとミコチ」 BS11 毎週金曜 PM11:00〜 これ、「大人のための動く絵本」です。 そんなに面白いわけでもないのですが、じわじわくる、安心感と言うか、ホッとする感覚は、 最近のアニメにはみられない作風です。 けっこうこういうアニメ、好きです。 加えて、ミコチの声優(下地 紫野:しもじ しの)さん、時々、語尾が凄く色っぽくて……。 それに身長が9cmの「こびと」だったとは。 さらに言うと、「ハクメイ」が最初は男のだと思っていたのが、実は女の子だったとは! で、最後まで毎回楽しみに観ることでしょう。 さらに、こういうストーリーなら、続編もレベルを落とさずに続けられそうで、続きを期待しています。 |
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