■ CONNOISSEUR 4.0 Line Amplifier ■

コニサーは今から16年前の1985年にアメリカ人のピーター・マーレスが設計し、日本人とアメリカ人のハーフ、 ジョナサン・カー(スキャンテック)が、かつて2.0というフォノアンプを作り、しばし沈黙を守っていましたが、 一昨年3.0を発表。
昨年2000年に4.0を世に送り出し、その素晴らしい音と高度な配線技術で賞賛をあびた、日本で手作りをしてい る実に変わったメーカーです。
月産4台ということからも、どうしても高価にならざるを得ませんが、4.0は\1,600,000とかなり価格が下がり、 購入層が多い価格帯に入ってきました。
みずみずしく、鮮烈なそのサウンドが特徴ですが、E.A.Rなどと較べると、若干、残留ノイズ、特に聴感上のホワ イトノイズが若干多いのがタマにキズ。
SACDなど、今後S/Nの良いソースが増えてきた時、果たして今のS/Nのままで良いか、ちょっと心配です。
しかし、その浸透力のある、質感を正確に出そうと言うサウンドは、かつてのMarantz model7を彷彿とさせる ものがあります。それだけに、2002年3月頃までに出るという、S/Nを改善させたバージョンアップ版、4.1に 期待がかかります。

※各写真をクリックすると、もう少し大きな画面で見ることが出来ます。



正面像です。木目調と、そうでないシルバータイプがあります。

裏面です。

裏面。後ろ側から見た像。

本体裏面斜め上方からのビュー。左右対称になっているのがミソ。

背面正面像。

裏を開けられなかったので、空中配線は裏面の空気口から見るのみ。

電源部、上面像。巾や大きさは、本体と同じくらいあります。

電源部、底面です。本体とはちょっと違うスパイクです。

電源部背面。電源供給ケーブルがちょっと長すぎの様に思います。触った感じでは、中には細い線が幾本か入っています。

右に見えるのが電源部のアンプ側のコネクターです。


Last update Sep.16.2001