「ついにお前のロリコン趣味がオーディオにまで反映されるようになったか」
と評された、この「TOPPING TP30」システム。
確かに、一見、胸もあまりなくて幼児体型でも、「それなりに需要がある」ように、オーディオの世界でも
あまりにも小型で低域もそんなに量感が出ていなくて、普通なら見向きもしないはずの中国製アンプなのですが、
みずみずしくて、少し細身ながらも低域もそこそこ伸びていて、安心して聴けるとなると・・・・・・。
そんなシステムは、7,980円という値段も相まって、それなりに需要があるように思います。
脂ぎった、熱い音が迫り来る様な感じが好みの方には物足りないでしょうが、素直でスッキリ、爽やかで、個人的にはけっこう
気に入ってたりします。
で、ティアックのUSB/ネットワーク対応プリメインアンプNP-H750は、
と言うと、現在、本来の目的である、LINN DSのように、DLNA(Digital Living Network Alliance)でPCからUSBではなく、LANケーブル経由
で選曲した音楽を鳴らせるよう、専門の方にセッティングをお願いしているところです。
flacだとWindows Media Playerでは対応していなくて、せっかくNASに溜めている音楽データが使用できず、
foobar2000だと設定が難しくて、簡単に素人が使えるものではないし、理想を言えばMediaMonkeyでDLNA対応なのですが、
ティアックのUSB/ネットワーク対応プリメインアンプNP-H750が
うまく対応出来ていないというか、設定が素人には難しいというか、せっかくなのですから、LINNのようにKinskyで
簡単にDS再生が出来るようにティアックがソフトを出すか、Kinskyでは認識だけは出来ているようなので、
Kinskyで再生出来るようにしてほしいものです。
どなたか、DLNAで良い方法がありましたら、お教えください。よろしくお願いいたします。
TOPPING TP30
以前、USB入力が使い物にならなかったと書きましたが、解決しました。
パソコンのプリンターのように、接続して最後に電源スイッチを入れると、自動的に認識して、必要なデバイスを
インストールしてくれるようで、今ではティアックのUSB/ネットワーク対応プリメインアンプ
NP-H750に代わって、堂々、フロント中央に鎮座と相成ってしまいました。
何しろ、発熱量が少なく、触ってもぜんぜん暖かくならず、電源ランプが付いていないと、音が出ていなければアンプが稼働しているのか
どうかわからないほど。
電気代としてはLINN Klimax DS --> プリ:VIOLA SOLO -->パワー:VIOLA LEGACY --> DD66000
のシステムの50分の1程度。まさに夏向き、省エネ、エコの時代に即したアンプです。「エコ対応オーディオシステム」として売り出しても良いかも。
価格はさらに凄くて、200分の1にもならない、超激安システムだったりします。(笑)
まぁ、それでも電源部は5A対応にupし、
WATTGATEプラグ+A2D SOLUTINSシールド電源ケーブルを使用していますから、
ティアックのUSB/ネットワーク対応プリメインアンプNP-H750
のようなパンチ力はないものの、身なりを整えてやると、灰かぶり姫がシンデレラに変身したように、
「えっ、これが!?」というような音を聴かせてくれることがあります。
中でも驚きなのは、中高域の繊細さはアンプ付きReveal 601aで再生した時よりも明らかにTOPPING TP30のシステムで
再生した時の方が上だということ。あちらはLINN Renew DSを使用して、の話ですから、それも含めたコストパフォーマンス
で考えると、こちらの方が格段に凄いと言えましょう。
音の色数もティアックのUSB/ネットワーク対応プリメインアンプNP-H750
には及びませんが、空間描写能も含め、凌駕するものがあるようです。
ひょっとしたら、TOPPING TP30のこのシステム、全体の音を支配しているのは、
WATTGATEプラグ+A2D SOLUTINSシールド電源ケーブルなのかもしれません。
もちろん、WATTGATEプラグ+A2D SOLUTINSシールド電源ケーブルを
差し込んでいる、電源コンセントはHUBBELL HBL5362Iです。
小音量では低域の伸びやかさは実感できませんが、ボリュームを上げていって2時くらいのところになると、
パワーもそこそこあって、ローエンドが案外、よく伸びていることがわかります。
ピュアオーディオの方は嫌いますが、ラウドネスのような低域の量感を微調整するものがあれば、
日頃はあまり音量を上げずに聴くことが出来て、もっと聴きやすいシステムになるかもしれません。
AET PRIMARY F500 WBT0645Cu-AIRBOW Yラグ F5.5 6mm
AET HHL EVD WBT0645Cu-AIRBOW Yラグ F5.5 直径6mmよりさらに安価な AET PRIMARY F500に、同様のバナナプラグと
逸品館のオリジナルブランド、
AIRBOW Yラグ F5.5/6/CRを付けたこのケーブル、
けっこういけます。
AET HHL EVD WBT0645Cu-AIRBOW Yラグ F5.5 直径6mm
ほどの低域は出ませんが、スッキリとしていて、「高原の美少女」風の爽やかさがあります。
TOPPING TP30の良さを損なわない鳴り方をする、と言い換えても良いでしょうか。
切り売りで希望小売価格3,780円/m。購入店によっては、3,000円/m前後まで頑張れるかもしれません。
ニチフ Yラグ
ニチフ Yラグは、普通のホームセンターで売っています。
下段左はたいていどこのホームセンターでも手に入るケーブル穴が3.5AWGでねじ穴径5mmの3.5Y-5、真ん中は上の箱に書いてある通りケーブル穴が5.5AWGと
ちょっと大きめの5.5Y-5、右側はねじ穴が6mmとちょっと大きめの3.5Y-6。
ちなみにReveal 601pはねじ穴が6mmでないと入りません。TOPPING TP30はねじ穴は5mmで十分。参考までに、ソナスファベールのストラディヴァリは11mm
のさらに大きいねじ穴タイプが必要です。
AETのケーブルはHHLがケーブル芯径5.5ですので、真ん中の5.5Y-5でないとケーブルが入りません。
HHLを使用する場合、Reveal 601pがねじ穴6mmタイプですので、この3つのラインナップでは使用不能。
ニチフでは5.5Y-6も製造しているので、ホームセンターに頼むと取り寄せてくれます。
参考までにお値段は一個あたり、10-30円前後。5.5Y-5の10個箱入りだと258円でした。
市販のYラグを使用する際には注意が必要です。圧着ペンチが必要なことはもちろん、Yラグが汚れていて、「銅磨き布」で綺麗に
磨いてやる必要があります。溶剤などの薬品は表面に薄い膜を作ることがあり、使用しない方が良いと思います。
熱収縮チューブ
熱収縮チューブも、普通のホームセンターで売っています。
住友電工ファインポリマー株式会社の「スミチューブ」が有名。電子線照射によるプラスチックの形状記憶効果を応用した熱収縮チューブ
(加熱により、径方向に収縮するチューブ)で、ポリオレフィン、フッ素系ポリマー、熱可塑性エラストマーなどの材質が主原料。(by 同社Web)
温度が125℃になる熱風等が必要で、ドライヤーの熱でも少しは縮むのですが、十分ではありません。
熱収縮チューブ用の「ヒートガン」がありますが、そこまでしなくとも、一般的なヒートガンで十分。ただし、出来れば
温度が60〜500℃等、調節が調節できるタイプが良いです。
画面左が直径6mmタイプ。真ん中手前が直径12mmで、AETのケーブルのF500などの外皮がスッポリ入る寸法。
切り口を隠すのに適します。
真ん中向こう側が直径8mmタイプで、2芯束ねたLまたはRチャンネルのプラス側に赤を、マイナス側には黒を使用し、
さらにその上から12mmで覆ってやります。
画面右は直径10mmタイプで、AET F500より少し細めのケーブルの端末処理に適します。
とりあえずこれだけあれば、何とかYラグ圧着後の端末処理が可能です。
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