■ 中津街道 ■

小倉の紫川下流、常盤橋を起点とする五街道。長崎街道があまりにも有名ですが、 九州の東側、豊前を結ぶ街道として、中津街道は重要な役割を果たしました。
黒田如水が作った中津城。その後、細川氏が小倉に城を構えるまでは、豊前の 拠点でもありました。
平安時代に遡ると、宇佐への勅使もこの道を通って中津薦神社を経て、宇佐神社へ 向かったと言います。湯川地区には、和気清麻呂が足が立つようになったと言われる 足立山と、その麓にかつて沸いていた温泉の名残があります。
往事に思いを馳せて、旧道をゆっくり散策してみるのも良いものです。

画像をクリックすると、大きく見ることが出来ます。


常盤橋

九州五街道の起点、小倉紫川下流の常盤橋です。

中津口

中津街道への大門があった、中津口。橋の手前が小倉の街です。

中津口大門大石

八坂神社に移設された、中津口大門の大石。初めてここを通る者は、 この石を睨むと成功する、という謂われがあります。

中津街道葛原・湯川地区

湯川から葛原にかけての道です。けっこう急坂です。 両脇には、旧家とおぼしき古い大邸宅がいくつか見られます。

葛原茶屋跡

中津街道、葛原地区にあった茶屋跡です。石碑が建っています。

中津街道・唐戸橋

中津街道・曽根宿の入り口、竹馬川に架かる橋です。

西迎寺

中津街道・曽根宿の中にある、一風変わったお寺です。

JR日豊線と中津街道

中津街道・朽網地区です。ほぼ、このあたりが江戸時代初期の海岸線です。

行事・飴屋門

現在の行橋の名前の元になった、行事にある、江戸時代有力者の家の門です。

山国川・小犬丸渡し

中津街道の終点近くの難所、山国川の小犬丸渡し。

中津城

中津街道終点、中津城です。


Last update Jan.22.2009