1951年、Marantz氏が自分の親しい友人のために作ってやったAudio Consolette が始まりだと言われています。 その友人はプロのスタジオエンジニアだったため、一躍、プロ仲間で評判になり、 後にテープモニター機構を搭載して、Marantz Model 1として脚光を浴びることに なります。 電源部が別になっていて、S/Nの良いみずみずしく切れ味のあるサウンドが特徴で、 パーツには贅を尽くしたため、コスト的には割が合わなかったらしく、ステレオが 本格的になって来てMarantzの名声も上がった頃、ステレオ対応機種として、 Model 7を発売。全面的に切り替えてしまったのが悔やまれます。 あらゆるアナログディスクに対応できるよう、RIAAだけでなく、フォノイコライザ ーのカーブも様々なものが選べるようになっています。また、プリアンプからの出力 ケーブルが長くなると高域が劣化するのを補償する回路も入っていたりして、さすが はプロ仕様のアンプだと、感心してしまいました。 「Marantz社 & Saul B.Marantz氏」について詳しくお知りになりたい場合は、 Marantzをご覧下さい。 |
フロントパネルの様子です。 |
背面です。電源ケーブルは、なんとこの当時からベルデン! |
内部の様子です。 |
ラックに納めたところです。 2台ばらすと、こんなふうになってしまいます。 |
上面の蓋を取ったところ。後方から前方に向けて撮影。 |
上面の蓋を取ったところ。前方から後方へ向けて撮影。 |
下面の蓋を取ったところ。後方から前方に向けて撮影。 |
下面の蓋を取ったところ。前方から後方へ向けて撮影。 |