Marantz Model 8は、外部ユニットへの電源供給用コネクターを外したtype Bが最も有名。 6CA7/EL34をウルトラ・リニア接続とし球の交換が比較的簡単に行え、バイアスも内蔵メー ターを見ながら細かく行えるプロ使用に耐える仕様となっています。 雰囲気的には、model 5のステレオ版です。 使用するEL34はMullard製を指定しているだけあって、Mullardを使用した時のバランスの良 さと音色の確かさは、格別。 個人的には野太さがあって、瞬発力もそれなりにあるModel 8の方がModel 9よりも好きなの ですが、市場価格は8倍くらいModel 9の方が高かったりします。 これは逆に言えばその気になれば、案外安価でModel 8を手に入れ、昔のマランツ・サウンド を手軽に耳にすることが出来るわけで、我が家ではModel 5メインアンプの非常用として、 また、試聴用として活躍していました。 残念ながら2000年の年末、他のアンプを購入したため、手放してしまいました。 「Marantz社 & Saul B.Marantz氏」について詳しくお知りになりたい場合は、Marantzをご覧下さい。 |
全体像です。 他の2枚の写真はフラッシュの関係で色が飛んでしまいました。 これが正しい色調です。 |
フラッシュの関係で、少し色調が白っぽくなってしまいました。 真空管の内部がよく見えます。 |
背面像です。 本機は外部ユニットへの電源供給用コネクターを搭載した、ちょっと珍しい、type Aです。 |