フンドーキン醤油
大分県臼杵市大字臼杵501
TEL:0972-63-2111
FAX:0972-63-1505
(Link date 2000.8.7)
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九州の誇るお醤油、フンドーキン。関東系とは違い、「甘口」と銘打っていなくても、口に含むと薄甘い旨みが口の中に広がります。
普及品の「ゴールデン紫」は九州ならスーパー等でよく見かけますが、3年熟成醤油の八本木樽はなかなか置いていません。旨みに腰の強さが
加わって、とっても美味しいお醤油に仕上がっています。ちなみにお醤油の良さが際だつのは、卵ご飯の時。卵の生臭さを消しながらもご飯の香りは
消さず、旨みを活かす、そういうお醤油って、本当に少ないんですよね。
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ヒガシマル醤油
兵庫県龍野市龍野町富永100-3
TEL:0791-63-4567
(Link date 2000.8.7)
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キッコーマン醤油でしか知らなかった、薄口醤油。たまたま京都の料亭でご馳走になった時、ふろふき大根があまりにも美味で、かつ、
白さが際だっていたので、いったいどうやって作っているのか不思議になって、板さんに訊いてみたら、「龍野のうすくちを使っているんです」
とのこと。まるで昆布ダシを使っているかの様な旨みが特徴。それにしてもこの味、なんとなく懐かしく思って、実家に帰ってビックリ。
なんと実家では私が生まれる前から使っていたとか(^^; 母の味覚には恐れ入りました。ただ、九州には置いているお店が少ないのが難点。
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ヒゲタ醤油
本社 東京都中央区日本橋小網町2-3
TEL 03-3669-1441
FAX 03-3667-3602
銚子本店 千葉県銚子市中央町2-8
TEL 0479-22-0080
FAX 0479-25-2202
(Link date 2000.8.7)
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濃い口醤油とか刺身醤油というふうに名称がなくとも、ヒゲタのお醤油は、普及タイプでもお魚にピッタリ!
お魚の臭みや脂っこいしつこさを消して旨みを引き立てるお醤油は、新潟は笹神村、コトヨ醤油の喜易(きあげ)と
双璧でしょう。「本膳」はお魚に最適ですが、限定品の「玄蕃蔵」は、腰がありながらも素朴で、魚本来の美味しさを
引き立ててくれるので、個人的にはこちらの方が好みだったりします。が、なかなか手に入らなくて……。
高倍(たかべ)はもっと手に入らなくて、千葉在住の頃、一度、お寿司屋さんで味わったことがあります。
エッジの立った、几帳面な感じのするお醤油でした。含み香も見事で、個人的にはイチオシなのですが、これって、
秋口にならないと手に入らない、超貴重品だったりします。
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コトヨ醤油醸造元
新潟県北蒲原群笹神村笹岡1119
小林豊次郎商店
TEL:0250-62-2416
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新潟は五頭山のふもと、笹神の地で約200年前、天明の頃から名水「岩瀬の清水」を使用し、吉野杉の杉桶で新潟の米を
1年半かけて熟成した、アルコール無添加のお醤油です。普及タイプの「喜易」(きあげ)と、割水を使用していない
桶出しそのままの「延喜」(えんぎ)があり、特に「延喜」はシャープな切れ味と見事な香りが素晴らしく、
どんなに油がたっぷり乗ったお魚にも負けません。口の中をすっきりリセットして、お魚がいくらでも食べられます。
「喜易」は価格も安く、普通に使う醤油として、特に私は納豆の時に重宝しています。納豆の臭みが和らげられ、
納豆の旨みが引き立つから不思議です。お魚にも勿論合います。「延喜」の鋭さがちょっと、と思われる方には、
「喜易」でも十分かも。
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